東京都足立区綾瀬は、東京23区内にありながら、賃料がリーズナブルなエリアです。交通アクセス環境も良く、都内の企業に勤務する方が住むのに適しています。
治安を心配する声もあるようですが、足立区では数年前から「ビューティフル・ウィンドウズ運動」という取り組みが行われており、以前よりも住みやすい地域になりました。エリア内に公園が多く、ファミリー層にも人気があります。
こちらでは、綾瀬の特徴についてご紹介します。
賃料が安く移動にも便利な綾瀬
綾瀬は足立区の東南部にある街です。北部が加平、東部が谷中・東綾瀬・西亀有、南部が堀切・小菅、西部が青井・弘道・西綾瀬に面しています。
綾瀬はとても家賃が安いエリアです。相場は6万円ほどですが、3万円代の部屋も多く存在します。都内で賃料の安い物件を探している方におすすめの街です。賃料が安いにもかかわらず交通アクセスが良く、新宿駅まで約33分、渋谷駅まで約40分、池袋駅まで約25分で到着します。
しかし、治安にはやや注意が必要です。駅前には風俗店やパチンコ屋が多く、夜道の一人歩きには向きません。また、住宅街は夜になると真っ暗になります。女性の一人暮らしには適さないエリアといえるでしょう。ただし、駅の南側には治安の良いエリアもあります。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
綾瀬にもっとも多い飲食店の業態は和食です。全部で135件が営業しています。和食のほかには、居酒屋(96件)や中華(34件)といったお店も多く営業しています。綾瀬では、庶民的な雰囲気のお店が人気の傾向があるようです。
どんな業態が出店チャンス?
綾瀬に出店チャンスがあるのは、『和食』や『居酒屋』『中華』といった業態です。庶民的な雰囲気で、リーズナブルな価格帯のお店に人気が出るでしょう。
どんな客層?
【平日/昼】
足立区の昼間人口は608,632人です。昼間は通勤や通学で人が出ていってしまうため、人口が少し少なくなります。飲食店は周辺住民の利用が多く、メニュー価格は気軽に利用できる1,000円以下に設定しているところが多くなります。
【平日/夜】【土日】
足立区の夜間人口は、昼間よりも多い683,426人です。飲食店を利用するのは、地元住民やショッピングに来た方が多くなります。ディナー価格は1,000円以下に設定していることが多く、立ち寄りやすくなっています。
人口特性
綾瀬1~7丁目の住民を見てみると、男女で大きな偏りはありません。しかし、いくつかの地域では男性の住民が若干多いところがあります。年齢別に見ると、もっとも多いのは40代で、働き盛りの世代が多く住んでいるエリアだと考えられます。
乗降人数
綾瀬駅には、東京メトロ千代田線とJR常磐線が乗り入れています。東京メトロの2017年の1日平均乗降人員は451,413人です。東京メトロの他社直通連絡駅では、渋谷駅に次ぐ2番目の利用率です。一方、JRの1日平均乗降人員は14,433人で、常磐緩行線の中ではもっとも少なくなっています。
綾瀬の賃貸相場
綾瀬の賃貸相場は、ワンルームが6.81万円、1LDKが9.52万円、2LDKが11.52万円になります。足立区は東京23区内で2番目に賃料が安い区です。綾瀬の賃料は足立区全体の相場と比較すると高くなりますが、23区の中ではとても部屋を借りやすいエリアになります。
綾瀬の店舗賃料相場
綾瀬の平均坪単価は13,704円です。東京23区の中では賃料がリーズナブルといえます。毎月の賃料で比較してみると、20万円未満の方が35%、20?40万円の方が59%であり、40万円以内の方が全体の94%を占めているようです。