中野新橋は、中野区の南に位置する街です。杉並区と新宿区に挟まれ、オフィス街の喧騒から少し離れたところにある閑静な住宅街となっています。
東京23区の中でも特に人口密度が高い中野区の中では、比較的落ち着いた雰囲気があります。
大型の商業施設はないものの、小さなスーパーや個人商店が点在するため住みよい環境と言えるでしょう。
また、街には寺や神社があるほか、新宿方面に移動すれば美術館や大型商業施設もあります。
今回は、そんな中野新橋の特徴をご紹介します。
都心から離れた閑静な住宅街
中野新橋は新宿から少し離れた距離に位置しているため、混雑しない住みやすい街です。
オフィスもありますが高層ビルはほとんど存在せず、中層までのマンションが多くなっています。
地下鉄を使って7分ほどで新宿駅までアクセスできることから、交通の便も良い地域です。
飲食店はチェーン店よりも個人経営店が目立ち、お洒落な食事をリーズナブルに楽しめる街となっています。
このエリアの駅名になっている「中野新橋」は、付近を流れている神田川にかかっている橋の名前です。朱色の塗装が目を引く幅の広い橋で、2車線が引かれた道路になっています。
大型商業施設よりも小さなスーパーが多い
中野新橋には、都心近くにあるような大型の商業施設はありませんが、地域の住民が日ごろの買い物をするのに便利な小さなスーパーが点在しています。
家族と暮らしている人でも、一人暮らしの人でも気軽に買い物を済ませられる暮らしやすい街です。
また、小さなスーパーは営業時間が22時までのところが多いですが、24時間営業のコンビニもたくさんあるため、夜遅くまで働くビジネスマンにとっても利便性が高い住環境があります。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
中野新橋でもっとも多い飲食店の業態は和食で、210件あります。次に多いのは居酒屋で174件です。続いて中華が58件、カフェが55件、BARが46件となっています。飲食店の内訳として、和食のお店と居酒屋が圧倒的に多いことが分かります。
どんな業態が出店チャンス?
中野新橋は主に和食のお店と居酒屋の需要が高いエリアとなっています。近隣住民が気軽に使えるような『中華』『うどん・そば』『ラーメン』なども需要があるでしょう。
どんな客層?
【平日/昼】
中野新橋が含まれる中野区では、昼間人口が11,711,537人となっています。ランチの平均単価は1,000円以下で、中野新橋に勤めるオフィスワーカーが主な客層となっています。
【平日/夜】【土日】
中野区の夜間人口は、8,945,695人です。ディナーの平均単価は2,000円から3,000円と少し高めで、近隣に勤めるビジネスマンや地域住民が主な客層となっています。
人口特性
中野新橋がある中野区弥生町の1丁目から6丁目までの総人口は14,232人で、男女の人数はほぼ同数となっています。この地域は、都心から少し離れたところにある住宅街で、世帯数・人口数が東京都の中では比較的多くなっています。
乗降人数
中野新橋駅には、東京メトロ丸の内線が乗り入れています。2017年の1日平均乗降人員は20,596人で、この年に初めて2万人を超えました。2000年から2011年までは乗降人員が18,000人前後でしたが、2012年以降は毎年増え続け、現在の乗降人員に至ります。
中野新橋の賃貸相場
中野新橋は、都心から近い住宅街ということもあり賃料が高めな物件が多いです。ワンルームの家賃相場は7万円前後、1K賃貸の家賃相場は8万円前後、1DKでは10万円前後の賃料がかかります。なお、1LDKや2LDKの物件もあり、12万円から15万円の賃料となっています。
中野新橋の店舗賃料相場
中野新橋のある中野区では、10坪から20坪の物件が多く、賃料は25万円前後となっています。大きめな物件では30坪以上のところもあり、賃料は50万円前後です。人口が多く、都心に近いため賃料も比較的高くなる傾向にあります。