治安の良さと暮らしやすさを実感できる学生街
東大前駅は、さまざまな施設の最寄り駅となっています。「東京大学」や「日本医科歯科大学」はもちろん、「西教寺」や「根津神社」といった寺社仏閣の最寄り駅でもあるのです。
ほかにも、駅周辺には「本郷税務署」「水道局文教営業所」「本郷郵便局」などの公共施設もあります。学生はもちろん、通勤で東大前駅を利用する方も少なくないようです。
東大前駅周辺は、商業施設がそれほど多くはありません。そのため、街全体に雑多な雰囲気はなく、どちらかというと落ち着いていて静かな印象があります。
とはいえ、徒歩10分圏内にはスーパーマーケットやコンビニがあるため、日用品を問題なく購入できます。近隣には商店街もあるため、駅周辺であれば徒歩圏内で用事を済ませやすいといえるでしょう。
学生向けを意識した飲食店が多い
東大前といえばやはり学生街であり、飲食店にも客層として学生を想定している店舗が多い状況です。
特に、ラーメン店の件数はほかの地域と比べて割合が高くなっています。また、ランチメニューもボリュームや価格が意識される傾向にあり、学生向けを意識したお店が多いことが伺えます。
一方、東大内の学食は一般利用が可能で、観光がてら楽しむ方も少なくありません。
文京区は全体的に閑静な雰囲気がありますが、中でも東大前周辺は特に落ち着いています。学生街でありそれなりに人通りもありますし、道もそれほど暗いことはありません。
治安は非常に良く、地域住民にとって安心して住める街といえるのではないでしょうか。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
東大前駅周辺にはおよそ840店舗もの飲食店があります。このうち『和食』がもっとも多く約220店舗、『カフェ』が約140店舗、『居酒屋』が約120店舗です。これら上位3つの業種が、東大前周辺にある飲食店の6割近くを占めています。
どんな業態が出店チャンス?
東大前エリアでは『和食』や『居酒屋』といった業態の認知度が高いです。また、ほかの地域と比べて『カフェ』の割合が多い点も注目したいところ。学生街という点で『ラーメン』の業態も集客が期待できるでしょう。
どんな客層?
【平日/昼】
東大前のある文京区は昼間人口が多い地域です。学生やビジネスマンがメインの客層として想定され、昼時の飲食店は混み合いやすい傾向にあります。ランチの平均単価は1,000円以下です。
【平日/夜】【土日】
中央区の夜間人口は141,183人と、日中よりも落ち込みます。ただし、本格的なグルメを目当てに訪れる観光客も多いことから、築地市場のディナー平均単価は3,000?4,000円とやや高い傾向にあります。
人口特性
東大前を含む文京区では15~64歳の生産年齢人口が全体の約70%となります。中でも30~40代までの年齢層が厚く、働き盛りの男女がたくさんいるようです。0~14歳の年少人口は全体の約12%。世帯数は近年増加傾向にあるとのことで、ファミリー層がそれなりに多いことが分かります。
乗降人数
2017年度における東大前駅の1日平均乗降数は29401人です。これは東京メトロ全130駅中で112位となります。同駅は「東京大学」「文京学院」「日本医科大学」などの最寄り駅です。順位は下位ですが、通学ラッシュ時は学生が多く利用するためそれなりに混み合います。
東大前の賃貸相場
東大前のワンルーム・1K賃貸相場は7~8万円です。1DK~1LDKになると9~10万円となります。ほかの地域と比べると相場はやや高めです。ただし、賃料がある程度の価格帯であることは、治安の向上につながっているともいえるでしょう。
東大前の店舗賃料相場
東大前の店舗賃料は、坪単価で15,000~20,000円です。カフェの居抜き物件では、坪単価13,000円程度のものも見つかります。文京区全体で見ると、駅から徒歩圏内で賃料15~30万円の物件が多く見つかり、ほかのエリアと比べて比較的リーズナブルな価格帯だといえます。