アクセス至便!イベントとビジネスで栄える新横浜
東海道新幹線、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーラインの3線が停車する新横浜は、通勤するにも旅行に行くにも便利な街です。そのため居住地としての人気も高いのですが、駅周辺はどちらかというと、オフィスビルのほかホテルや商業施設が林立するビジネス街としての性格が強くなっています。
また「横浜アリーナ」「日産スタジアム」「新横浜ラーメン博物館」など人の集まる施設も多く、遠方からの観光客も多数迎え入れています。
新横浜の歴史
新幹線が開通する前の新横浜は、一面、田園地帯でした。現在の駅がある周辺地域は、大雨による洪水被害が多かったため、水田以外の利用が難しかったのだそうです。
1964年には、新幹線の新横浜駅が開業しますが、この時、新横浜に停車する列車は「こだま」のみでした。そして開通してからもしばらくは、駅前には水田や空き地のある風景が広がっていたそうです。
新横浜が目覚ましい発展を遂げる契機になったのが、1976年の「ひかり」の開通です。以来駅周辺には、ホテルや企業のオフィスビル等が林立しはじめ、新横浜は現在のようなビジネス街としての姿を形成していきました。ちなみに新横浜駅はその後も停車本数を着々と増やし、開業から40年が経過した2008年には、全列車が停車するまでになりました。
横浜まで直通11分 通勤にも旅行にも便利な立地
新横浜駅から横浜市の主要ターミナル駅である横浜駅へは、地下鉄で5駅11分、JRで4駅13分で出ることができます。一度横浜まで出てしまえば都内のあらゆる駅に行くことができるため、基本的には乗換も1回ですみ通勤もしやすいといえるでしょう。
ちなみに都内の主要駅への所要時間は、新宿が41分、渋谷が30分、池袋が55分となっています。新幹線を使えば名古屋までも90分で行くことができ、毎日の通勤はもちろんのこと、出張の多いビジネスパーソンや旅行好きの方などにも、気軽に遠出ができる新横浜は魅力的な街となっています。
また、京浜急行バスの空港バスを利用すれば、羽田空港まで直通で行くことができ、飛行機での移動もしやすい立地です。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
新横浜に多い飲食店は和食(131件)です。次に多いのが、居酒屋(97件)・カフェ(40件)となっています。和食の中でも魚介や海鮮系の店が40件と最も多いのが特徴的です。
どんな業態が出店チャンス?
新横浜に出店チャンスがあると考えられるのは、『和食』『居酒屋』『カフェ』の業態です。これらのお店は新横浜にたくさんあるため、地域と合っていると考えられます。
どんな客層?
【平日/昼】
基本的にビジネス街である新横浜は、平日昼間は周辺企業で働くビジネスパーソンが主な客層になります。メニューは比較的高めのようですが1000円前後で食べられるお店も少なくありません。
【平日/夜】【土日】
平日夜も仕事帰りのビジネスパーソンたちや地域住民で賑わいます。いわゆるビジネス街とは異なり、土日も周辺施設でイベントが開催されることが多いため、平日に比べ土日が閑散となることはあまりありません。メニューは3,000~4,000円が平均的です。
人口特性
新横浜のある横浜市港北区の総人口は345,475人(2018年)です。その中でも、世帯数は169,384世帯となっています。子育て世代のファミリー層を中心に幅広い層が居住しているエリアです。男女比を見てみると、女性の人数が若干多い傾向にあるようです。
乗降人数
新横浜駅にはJR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン、東海道新幹線が乗り入れています。横浜線の 2017年度の1日平均乗車人員は63,110人、ブルーラインの2017年度の1日平均乗降人員は71,952人、新幹線の2016年度の1日平均乗車人員は32,682人で、新幹線では2013年に初めて乗降人数が3万人を超えました。
新横浜の店舗賃料相場
新横浜の店舗賃料は、月に100万円以上という方がもっとも多くいらっしゃいました。こちらが全体の27%を占めています。次いで多いのが、20万~40万、80万~100万で共に18%です。平均賃料相場の推移を見てみると大きな浮き沈みはないものの、2017年~18年にかけては、若干下降傾向にあるようです。