浅草橋のグルメ
東東京を代表する街の一つである浅草橋のグルメは、昔ながらの老舗からコスパ最強の人気店、そしてインスタ映えするおしゃれなカフェまで幅広い飲食店がそろっています。
—コスパ最強・せんべろの街
浅草橋といえば、せんべろやコスパを求めて訪れる人も少なくありません。路地裏にありながらも常連たちが足繁く通うせんべろの人気店「西口やきとん」や、昼は立ち食いそば・夜は居酒屋になる「きらく蕎麦 おがわ」、やきとん一本100円から楽しめる「ぶたいちろう(立ち飲み)」など、気軽に一人飲みや立ち飲みができて、お財布にもやさしいお店がたくさんあります。
洗練されたイーストトーキョーの魅力が炸裂
今おしゃれな人の間で密かに人気のイースト東京。下町風情あふれる街並みに、洗練された雰囲気のカフェなどが建ち、カフェ巡りを楽しむ人も多いエリアです。そんなエリアを代表する浅草橋は、おしゃれなカフェの宝庫。昼はコーヒー夜はクラフトビールえお楽しむことができる、ホステル併設のカフェ&バー「EAST57 Beer Bar&Cafe」や、スタイリッシュな店内でチーズケーキやブラウニー、プリンなど自家製のスイーツと自家焙煎コーヒーをいただける「WESTSIDE COFFEE」、そして、看板メニューの色とりどりのアイスクリームとコーヒーとのペアリングが魅力の「Bridge COFFEE & ICECREAM」など、いずれもフォトジェニックなメニューや店内で、ついインスタに投稿したくなってしまう素敵な一枚が撮れそうな人気店です。
どこにでもある“あの店”が“ない”浅草橋周辺
浅草橋には、どこの街にもあるあの店が“ない”ことも特徴の一つといえます。今や周りを見渡せば一つや二つはみかける「マクドルド」と「スターバックスコーヒー」が、浅草橋周辺にはありません。バーガーキングやドトールなどがその代わりを担っているようです。どこの街にもありそうな店舗がないということは、画一化されていない、ある意味オリジナリティのある街ともいうことができるのではないでしょうか。
そのほかバリエーション豊富な人気店がたくさん
ほかにも行列必至のラーメン店「饗 くろ喜」や、デートにもぴったりのフレンチ「ジョンティ」、こぢんまりとした店ながら居心地の良さとコスパで人気の「ゑんぞ」、江戸前寿司の「江戸前 寿し政 別館」など、浅草橋にはわざわざ訪れる人が絶えない人気店がたくさんあります。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
浅草橋でもっとも多い飲食店は和食店で547件、その次が居酒屋で439件が営業しています。カフェは212件、BARは171件と、カフェの店舗数がやや多くなっています。洋食・焼肉・韓国料理店の数はやや少なめです。その他の業態は100件ほどの店舗数に落ち着いています。
どんな業態が出店チャンス?
浅草橋エリアで新規店舗をオープンするなら、人気の高い『和食』か『居酒屋』がおすすめです。浅草橋駅周辺には多くの居酒屋が立ち並んでいますが、繁盛している店の近くには同じように客足の途絶えない店が多くなる傾向にあります。
周辺の主なスポット
・旧蓬莱園のイチョウ
・銀杏岡八幡神社
・弁天湯
・浅草見附跡
・からこま家
・STYLE LEATHER CRAFT
・須賀神社
・日本文具資料館
・柳北公園
・おかず横丁
・カトリック浅草教会
・甚内神社
・袋物参考館
・浅草橋
・柳橋
・鳥越神社
・天文台跡
・旧市丸邸跡
浅草橋に似た地域
新富町
徒歩圏内の有楽町駅から山手線や京浜東北線が利用でき、都心の主要都市へのアクセスがとても便利な点で、浅草橋と似ています。
亀有
浅草橋と同じく下町情緒あふれる亀有は、家賃相場が安くファミリー層に人気です。
飯田橋
出版関連や教育関連の企業が多く立ち並ぶオフィス街という特徴から、浅草橋と近い雰囲気があります。
どんな客層?
【平日/昼】
浅草橋のある台東区は東京23区内でも上位に入るほど昼間人口の多いエリアです。駅周辺はオフィス街であることから周辺のオフィスワーカーの需要が期待できます。ランチ平均単価は1,000円以内で、安い価格帯の店舗が中心です。
【平日/夜】【土日】
浅草橋のディナー平均単価は、3,000円~4,000円となっています。浅草橋周辺は、居酒屋や和食店が多いことから、お酒を嗜みながら食事をする家族連れやカップル、友人同士の利用が多いようです。
人口特性
浅草橋のある台東区の人口は2021年8月現在で、203,827人です。そのうち日本人のみは189,633人で外国人人口は14,194人となっています。男性は104,101人、女性が99,726人でやや男性のほうが上回っています。台東区の人口は、60年代をピークに減少傾向にありましたが、平成7年以降再度ゆるやかな上昇傾向に転じ、平成31年に約42年ぶりに20万人を超えたことで話題になりました。
浅草橋の再開発
浅草橋では、商業・問屋が集積する駅周辺の賑わいを維持しつつ、蔵前や御徒町につながる“ものづくりエリア”を通して地域の賑わいをつくりだす街づくりが進められています。そんな浅草橋は、他の街に比べタワーマンションなどは少なく、2013年に隅田川沿いに建設された「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」が地上20階建と、このエリアでは比較的高層のマンションとなっています。しかしながら現在、蔵前と浅草橋の間で進行中の再開発によって、新たなランドマークが誕生する計画が進行中です。オフィス・住宅・物流施設からなる地上23階建のビルで、竣工は2023年を予定しているとのこと。完成すれば浅草橋エリアにさらなる賑わいをもたらしてくれそうです。
乗車人数
浅草橋駅にはJR東日本と都営地下鉄浅草線2線が乗り入れています。2019年度の1日平均乗車人員はJR東日本で53,911人、都営地下鉄浅草線では30,364人となっています。両路線とも計測の始まった1990年代と比べると、1日平均乗車人数は減少傾向にあります。
※2020年〜21年は新型コロナウィルスの影響で正確なデータが得られないため、ここでは2019年のデータを参照しています。
浅草橋の賃貸相場
浅草橋の賃貸相場は、ワンルームが9万円台、1LDKが約17万円、2LDKが約21万円、3LDKが25万円台後半となっています。近隣のエリアと比較してアクセスの利便性が高いため、やや高めの金額設定といえます。浅草橋の住宅街は木造一戸建てが多いですが、近年アパートやマンションも増えてきています。
浅草橋の店舗賃料相場
浅草橋エリアは賃料相場が安く、約55%の店舗賃料が40万円以下に設定されています。20万円未満で借りられるのは全体の35%です。80万円~100万円で借りられる店舗は全体の約4%となっています。また平均坪単価は、22,103円となっています。