三田エリアと芝浦エリア、2つの顔を持つ街
東京都港区にある田町は、東京タワーの見える都心に位置する街です。田町駅を中心として、付近一帯は大きく2つのエリアに分けられます。片方は、昔懐かしい街並みが残された三田エリア、もう一方は最新式の建物が集まるオフィス街の芝浦エリアです。歴史を感じられる建物や自然が豊かな公園などが揃い、落ち着きのある生活をできる街として魅力があります。
三田エリアと芝浦エリアのコントラストが魅力
東京都港区にある田町には、昔懐かしい雰囲気が残された“三田エリア”と、オフィスビルが立ち並ぶ現代的な“芝浦エリア”があります。田町駅の北側には三田エリアが広がり、南側には芝浦エリアが広がっていることから、駅を挟んで異なる雰囲気を楽しめるのが特徴です。
三田エリアは、慶應義塾大学が近辺にあることから、多くの学生が暮らしています。その一方で、ファミリー層も居住していることから、学生街でありながら落ち着いた雰囲気の地域です。付近には商店街やスーパーマーケットなどの必要な施設が揃い、生活にも困りません。また、長年この地域で続いてきた老舗の名店もあり、お洒落なレストランやカフェでこだわりのスイーツを楽しめます。
芝浦エリアは、再開発によってオフィスビルが立ち並び、スマートな雰囲気があります。さらに、2020年へ向けて新しい駅の開業にも期待が高まっていることから、将来的にさらなる発展が期待されているようです。また、最新式の技術によって環境に配慮されたエネルギーシステムを持つオフィスビルが建築されていることから、ビジネス街としても注目を集めています。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
田町に多いのは、居酒屋や和食店です。居酒屋は354件、和食店は332件あります。田町には昔ながらの雰囲気のお店が多く、中でも「慶應仲通り商店街」には、蕎麦店や焼き鳥店といったように、さまざまな和食のお店が並んでいます。
どんな業態が出店チャンス?
飲食店の出店をするなら、すでに同じ業態の繁盛店があるエリアを選びましょう。地域の住民に受け入れてもらえる可能性が高く、競争意識が働くことから、繁盛させやすくなります。田町には『居酒屋』や『和食店』が多くあるため、これらの出店をご検討中の方におすすめです。
どんな客層?
【平日/昼】
昼間の田町周辺は、ビジネスマンや学生がたくさん歩いています。そのため、ランチ価格は注文しやすい1,000円前後に設定している店舗が多くなっています。
【平日/夜】【土日】
田町周辺の三田エリアはベッドタウンであるため、夜間は少し人口が増えます。反対に芝浦エリアは夜になるとビジネスマンが帰宅するため、大きく人口が減ります。夜の飲食店は地元住民が利用することが多く、平均価格は少し高めの3,000~4,000円です。
人口特性
田町のある港区の人口は、総数254,561人(平成30年)となっています。男性が119,753人なのに対し、女性は134,808人と少し多めです。港区は特に女性からの人気が強い地域のため、女性住民が多いようです。人口は年々徐々に増加していっています。
乗降人数
田町駅の2016年の乗車人数は、152,624人でした。この数字は、JR東日本の駅の中で第18位にあたります。2009年(153,982人)から乗車人数が年々下がっていき、2014年には143,526人になりましたが、2015年からは再び乗車人数が増加し始めました。
田町の賃貸相場
田町の賃貸相場は、ワンルームが11.40万円、1LDKが13.83万円となっています。港区の家賃相場はワンルームが14.06万円、1LDKが23.63万円であるため、港区の中では安い部類に入ります。ただし、東京23区の別の区と比べると、相場は高めです。
田町の店舗賃料相場
田町の平均坪単価は30.977万円です。もっとも多いのは月に20~40万円の賃料を払っている方で、次に多いのは100万円位上の賃料を払っている方になります。他の地域に比べ、高額な賃料を払っている方の割合が多い傾向にあります。