埼玉県南部にある和光市は“都内に一番近い埼玉”として密かに人気のあるエリアです。単身者向けの物件が多く、賃料もお手軽な価格となっています。都内へのアクセスが良いため、とても住みやすい街です。周辺には公園も多いため、ファミリー層にも需要があります。
今回はそんな和光市の魅力についてご紹介します!
密かな人気を誇るアクセス環境の良いベッドタウン
和光市は埼玉県南部に位置し、東京都練馬区と板橋区に接しています。東京23区に隣接していることから、戦後急速にベッドタウンとして人口が増えました。
近年の「住みたい街ランキング」では100位以下だったものが急上昇して50位以内に入るなど、注目を浴び続けている街と言えます。
和光駅前は商業施設や飲食店などが建ち並び、日常の買い物に不便さを感じることはまずないでしょう。一方、駅周辺を少し離れるとのどかな風景が広がります。街中には公園も多く、雑木林や湧き水など自然と触れ合えるスポットもたくさんあります。
そんな恵まれた環境から、子供からお年寄りまで人口構成のバランスがとれているのもこの街の特徴です。実際、和光市は単身者向けの物件が多い一方で、ファミリー層からも人気のある街です。池袋のような派手さはないものの、都会と田舎のバランスが取れているのが和光市の最大の魅力でしょう。
都心部へのアクセスがスムーズ!
和光市駅には、東武東上線・東京メトロ有楽町線・副都心線の3路線が乗り入れています。和光市駅は東武鉄道が管轄していますが、東京メトロと駅内を共用している共同使用駅となっています。
東京メトロの駅としては、最北端最西端に位置している駅であり、東京地下鉄全体で見ても最北端に位置しています。さらには、唯一埼玉県内に所在する駅です。
都心部へのアクセスはとても良好で、東武東上線快速を利用すれば池袋に約13分で行けるなど、都内ターミナル駅へのアクセスもスムーズです。東京メトロ副都心線を利用すれば新宿へは約33分、渋谷へは約36分で行くことが可能です。元町・中華街行東京メトロ副都心線Fライナー急行を使えば、横浜にも約56分で行けます。通勤・通学にはもちろん、休日のお出かけにもとても便利な路線が乗り入れています。
さらに、和光市は路線バスがとても充実していて、使い勝手が良いのも特徴です。和光市駅の北口と南口にそれぞれ停留所があります。近隣の駅や研究所方面に行く一般路線バスのほか、羽田空港・成田空港まで行く空港連絡バスが運行しています。
ほかに、京都駅や大阪駅などを経由してユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで行く高速バスなどが定期的に運行しています。
子育て・介護世帯が住みやすい和光市、出口ごとの特徴
和光市は子育て・介護世帯に優しい街ではありますが、駅の北口と南口で顔色が違うので、住む際には周辺環境をしっかりと確認しておきましょう。場所によっては飲食店やカフェが少なく、環状道路を超えるとスーパーやコンビニがない場所もあります。
駅ビル建設で買い物利便性アップ
2020年春に、和光市南口駅ビルが開業する予定です。東武グループ初となる駅直結の商業施設で、地上7階建ての施設にはファッションや食料品、雑貨などの商業施設とホテルが開業します。和光駅は1日約15万人が利用する主要駅なので、駅ビルの開業でさらに活気に溢れると予想されています。
豊かな緑と湧き水に恵まれた街
和光市は駅周辺こそ賑わいを見せる街ですが、郊外に行くにつれて畑や雑木林が多くなり、自然豊かな埼玉らしさを感じられます。各地に公園も整備されているため、休日には都内の喧騒を忘れてベンチに座ってゆったりとした時間を過ごすことも可能です。
また、和光市は昔から湧き水が豊富にあるスポットとしても有名です。「柿ノ木坂湧水公園」では湧き水が流れるのどかな風景が楽しめます。白子地区にある「清龍寺不動院」では、湧水に打たれながら滝修行が体験できます。
どんな飲食店がある?
和光市周辺でもっとも多い飲食店の業態は居酒屋(49件)です。次に多かったのは和食店(39店)でした。和光市周辺は飲食店が少ないようで、その他の業態は20件にも満たないところがほとんどです。このことから、和光市では居酒屋と和食店の需要が多いことが分かります。
どんな飲食店が出店チャンス?
和光市で出店するなら需要のある『居酒屋』か『和食店』がおすすめです。街の需要に合った業態なら、最初から多くの客入りが期待できるはずです。また、ランチはファミリー層を意識した個室や食べ放題もおすすめです。また東京のベッドタウンなのでサラリーマンも多く、ラーメンや焼肉の需要も高いです。