国分寺駅周辺の街並みを現地調査!おすすめのスポットやお店のまとめ
国分寺駅はJR中央本線で新宿まで28~37分程でアクセスできます。新宿まで乗り換えなしで40分以内にアクセスできることから、ベッドタウンとして人気のエリアです。
また、百貨店や映画館など大型の商業施設がある「立川」へも乗り換えなしでアクセスができ、文教地区(多くの教育施設がある地域)の「国立」や日本一登山客の多い高尾山のある「高尾」へも30分程度で行くことができる魅力的なエリアです。
そんな国分寺駅は、2021年2月には国分寺駅北口の再開発が終わり、駅直結の大型商業施設「cocobunji EAST」と「cocobunji WEST」が誕生しました。
一方で都立武蔵国分寺公園や殿ヶ谷戸庭園などの大きな公園もあるため、自然豊かな一面もあります。
都心からのアクセスが良好で駅周辺も栄えていながら自然も豊かという立地は、国分寺ならではの魅力といえるでしょう。
国分寺駅周辺の街並み
国分寺は、北口方面と南口方面で大きく雰囲気が変わるおもしろい街です。
それでは、北口・南口それぞれの街並みを写真を交えてご紹介します。
国分寺駅 北口側(やおさん 国分寺店、本多八幡神社方面)の街並み
素敵なスポットやお店が多い北口。
駅前には広いロータリーと広場があり、週末にはダンスやフリーマーケットなどのイベントがおこなわれることもあるそうです。
広場を抜けると愛らしい看板の「やおさん国分寺店」があります。新鮮な野菜や果物をお求めになりやすい価格で提供している地元密着型の八百屋さんです。撮影時も多くの人でにぎわっていました。
店頭に並んでいる野菜や果物はどれもとても新鮮で良心価格!
本多八幡神社は赤い社殿が印象的な神社。1734年にできたといわれる歴史ある神社です。境内は自然豊かで日当たりもいいので、雰囲気がとてもいいですよ。
神社の敷地内には本多八幡神社力石が置いてありました。力石は「力持ち」を決める際に使われたとされています。
重量はおよそ100㎏です。江戸時代にはこの石を持ち上げた冨士野栄次郎という人物がいたと伝えられています。本当ならとても力持ちですね。
少し足を伸ばすとお隣り小平市に。
レトロな郵便ポストと平櫛田中(ひらくしでんちゅう)彫刻美術館の案内がありました。
駅の周りは都会でも少し歩くと昭和の雰囲気があって、国分寺エリアの歴史の長さがうかがえますね。
平櫛田中彫刻美術館は、近代日本彫刻の巨匠平櫛田中氏の作品を展示している美術館です。平櫛田中氏は107歳まで生涯現役で作品を作り続けたとされています。
古いものと新しいものの両方を体験できてちょっと得した気分です。
国分寺駅 南口側(殿ヶ谷戸庭園方面、桃の湯)の街並み
続いていは南口を紹介。
出てすぐ目に入るオブジェ「かがやき像」。こちらの像は国分寺のさらなる発展を祈願し平成元年に作られたものです。多くの人が待ち合わせスポットとして利用しているようです。
また、写真にあるように南口にはロータリーがあるため、スムーズにバスやタクシーを利用できます。
南口から徒歩2分の場所に都立「殿ヶ谷戸庭園」があります。
こちらの公園、なんと国の名勝に指定されている由緒正しい回遊式庭園です。
1913年に作られた当時は別荘でしたが、後に東京都が購入して都立公園として運営しているとのこと。
駅前とは思えないほど立派な竹林が印象的。発展している駅から徒歩2分にこんな大自然があるとは国分寺おそるべしです。
庭園には湧き水もあり、「次郎弁天の池」は東京都名湧水57選にも選ばれています。
「休日をのんびり過ごしたい」という人にはピッタリのスポットなのでおすすめです。
さらに、南に進むとレトロな外観の銭湯「桃の湯」があります。
奥に見える桃の湯と書かれた煙突に風情がありますね。
こちらのお風呂は良質な井戸水を薪で沸かしてお湯にしており、保温性がよいお湯と評判らしいです。