再開発によって生まれ変わった汐留
汐留は、東京都港区の東新橋および海岸1丁目の一部分のエリアです。近年では、汐留と言えばオフィス・レストラン・ホテル・ショップが集まる巨大複合都市「汐留シオサイト」を指すことが多くなっています。
汐留は、再開発によって「日本テレビ」や「電通本社ビル」「ソフトバンクグループ」など、日本を代表する大企業や「コンラッド東京」といったホテルが集まり、産業の最先端地区のひとつを形成しています。
どんな飲食店がある?(1km圏内)
汐留でもっとも多いのは和食屋で、続いて居酒屋、BAR、イタリアン・フレンチ、カフェと続きます。和食屋と居酒屋が合わせて約4,000件で他の業態の約4倍の店舗数になります。
どんな業態が出店チャンス?
汐留はこれだけ多数の飲食店がひしめきあっているエリアであるため、出店するのならニーズの多い「和食」「居酒屋」の業態にチャンスがあると考えられます。アルコールを取り扱うお店の業態も非常に需要がります。競合を懸念するよりも、この地域の集客力やニーズの多さに目を向け、戦略的に出店することがおすすめです。
どんな客層?
【平日/昼】
汐留のある港区は昼間の人口が約89万人で、こちらは夜間の約4.3倍にものぼります。この昼夜の人口差は23区内で第3位です。ビジネス街であるため、昼間は会社員が多く、ランチ平均単価は1,000円以内です。
【平日/夜】【土日】
ディナー平均単価は3,000~4,000円です。汐留は和食や居酒屋が多く、サラリーマンが会社帰りに立ち寄ることが多いです。
人口特性
2018年の港区の人口は約24万人です。男女比はほぼ同数ですが、やや女性の方が多い傾向にあります。年齢別では30~40代が一番高くなっています。人口の推移を見ると1995年には15万人に届かないほどでしたが、臨海副都心の開発などにより1997年からは毎年増加傾向にあります。
乗降人数
汐留駅は、都営地下鉄大江戸線とゆりかもめの2線が乗り入れてます。都営地下鉄の2021年の1日平均乗降人数は22,324人です。2020年のコロナ禍の影響で下がっていますが、コロナ禍前の2019年は53,734人となっています。ゆりかもめの2022年の1日へ金乗降人数は5,651人です。都営地下鉄と同じくコロナ禍の影響で2020年に減ったものの現在は徐々に右肩上がりに増加しています。
汐留の賃貸相場
複数の路線が乗り入れ交通の便が良く、大企業の本社のある大型商業施設のある汐留エリアは、ビジネス街であり、繁華街でもあり、家賃相場は次のようになっております。ワンルーム・1Kで約14万円、1LDKは25万円前後、2LDKは30万円前後となっています。
汐留の店舗賃料相場
再開発が進む汐留から、近くにある新橋の店舗賃料相場は、坪単価30,000~40,000円です。大門の方まで行くと、条件によっては坪単価50,000円を超えるところもあります。現在も発展を遂げる汐留周辺エリアは、都内で比較しても店舗賃料相場がやや高い傾向にあります。