ファッション・飲食・ビジネスの最先端、おしゃれで煌びやかな繁華街
東京都六本木は、赤坂・南青山・麻布十番・西麻布と隣接しており、国内だけでなく国外の方からも観光地として人気です。最新のファッション・グルメ・エンターテインメントが集う場所です。高級ブランドのショップや広大なショッピングモール、人気のレストランからカフェまで多くの店舗が集い、有名人や外国人も足を運びます。しかし、ここまで魅力的な街へと変貌を遂げたのは、オフィス街として発展するきっかけとなった「六本木ヒルズ」による影響が大きいといっても過言ではないでしょう。これからも進化し続ける六本木から目が離せません。
ファッションや飲食の最先端!オシャレな街・六本木
六本木には世界を代表するブランドやセレクトショップが軒を連ねています。「六本木ヒルズ」には国内外の有名ブランドショップが出店し、映画館や美術館まであり、日本の流行の発信地と言える場所です。また、流行の飲食店・飲食業態が多い街として知られています。最近では、パンケーキやタピオカなどのショップの出店が多数ありました。日本の流行を掴みたいなら六本木の街に繰り出すしかありません。
交通アクセス
六本木は、東京メトロ日比谷線と都営地下鉄大江戸線の2線が通っています。日比谷線は、中目黒・恵比寿・銀座・秋葉原・上野などを通っているため、ビジネスにもショッピングにも便利です。大江戸線を利用すれば新宿まで約10分で行けるだけでなく、都庁前駅を起点にぐるりと環状運転しているため、他の主要都市へも難なくアクセスできるでしょう。また、山手線主要部の中心に位置しているため、バスやタクシーをうまく活用するとさらに便利です。
オフィス街としての六本木
2003年に「六本木ヒルズ」、2007年に「東京ミッドタウン」ができて以来、六本木を選ぶ企業が増えつつあります。六本木ヒルズにさまざまなグローバル企業を誘致し、周囲に高級マンションや商業施設を造るなどして、六本木を国際文化都市と位置付けるブランディングを図ったのです。その戦略が見事に功を奏し、現在の六本木は住む・働く・食べる・遊ぶがすべてまかなえる街として、ビジネスマンからも人気を集めています。
世界的優良企業がこぞって六本木にオフィスを構えたがるのは、ビジネスの発展には優秀な人材とのつながりがもっとも重要という見方があるためでしょう。東京のオフィスビルの最高峰とも言える六本木ヒルズは、ガスで自家発電をしているため停電がなく、安心して働ける建物として有名です。そのため、災害時のリスクヘッジを重視する世界的なITベンチャー企業などが六本木ヒルズを選び、さらにそれらの企業とのつながりを求めてさまざまな企業が六本木を目指す、という良い循環が生まれました。
六本木は外国人観光客が多い街であり、外資系企業も多いため、世界中のビジネスマンと接する機会が自ずと増えます。海外展開を考えている方や企業にとって、六本木はその足掛かりとして最適な街と言えるでしょう。
オフィス街のイメージが強いが、実は暮らしやすい街
六本木はオフィス街や商業地としてのイメージが定着しています。しかし、住みやすい街としての知名度も上がってきました。街を歩けばジャンルを問わず飲食店が多いので、食事には困りません。ただし物価が高いので、それでも職住接近を求める富裕層や高所得者が集まりやすくなっています。コンビニやスーパーは少ないですが、駅ビルやショッピングモールがあるので、買い物には困らないでしょう。また、青山公園や檜町公園、毛利庭園など自然を感じられる場所も多いので、都会の中のオアシス的な存在になっています。
200mの日本一超高層ビル建設へ
すでにビルが立ち並んでいる六本木ですが、引き続き、高層ビルの建設が進められています。
ショッピングと芸術の街・六本木
六本木はセレブなイメージ通り、ショッピングと芸術に特化した街でもあります。
六本木のランドマーク「六本木ヒルズ」
六本木のランドマーク「六本木ヒルズ」は、高級ブランドショップ、有名レストランとカフェ、映画館や美術館まで、まさに“なんでもそろう”といっても過言ではないスポットです。高さ238mを誇る複合施設で、飲食店に関しては200以上もの実力派レストランが出店。
さらに周辺には、ルイ・ヴィトン、ジョルジオ・アルマーニ、サルヴァトーレ・フェラガモなど、一流ブランドが立ち並ぶ「けやき坂」もあります。ショッピング好きの方なら1日では足りないほど充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。
また、TOHOシネマズでは「MediaMation MX4D」などの最新システムを導入し、冷たさや暖かさ、香りなど、臨場感のある映画を楽しめます。
さらに、「テレビ朝日本社」や「六本木ヒルズアリーナ」などもあり、テレビや映画が好きな方にとってはたまらない施設もあります。テレビ朝日には、一般客でも自由に出入りできるエリアがあり、人気番組のグッズやお土産品などを買い求める方々で連日賑わいを見せています。六本木ヒルズアリーナは、映画の試写会で国内外の有名俳優たちがレッドカーペットを歩く場所として知られており、映画以外にも多彩なイベントが開催されています。
六本木ヒルズの最上階は、「東京シティビュー」と呼ばれる展望台になっており、地上52階の高さから東京の全貌を眺めることができます。東京タワーやスカイツリー、高層ビル群を見下ろせるおすすめのスポットです。
六本木を代表する大型複合施設「東京ミッドタウン」
「東京ミッドタウン」はザ・リッツ・カールトン東京をはじめ、サントリー美術館やオフィス、病院、ショッピングスポット、レストランなどが集約された複合施設です。敷地の40%が緑で占められているため、都会のオアシスとして愛されています。
どんな飲食店がある?
六本木は日本でもトップクラスの飲食店が集まっています。敷居の高いお店が多いイメージもありますが、ラーメンや焼肉などガッツリ食べたい気分にマッチするお店もたくさんあるんです。
オフィス街であり外国人が多い街のため、居酒屋が830件、BARが936件と群を抜いています。仕事終わりに上司や同僚とお酒を楽しみたい方や、飲み明かしたい方にはうってつけの場所と言えるでしょう。また、接待に利用される機会も多いため、和食のお店が943件と非常に多いのが特徴です。
どんな飲食店に出店チャンス?
需要の面から考えても、「居酒屋」や「BAR」などお酒を扱うお店の出店を考えている方にはチャンスと言えるでしょう。贅を尽くした和食店も重宝されることが予想されます。接待に使われることを前提とした、店内設計やメニュー作りがポイントです。
また、どの飲食店も値段が高いので、安いランチを探している人向けにリーズナブルなお店を出すのも狙い目です。宣伝にもつながるお得な目玉メニューなどがあると良いでしょう。いずれにしても落ち着いた空間が好まれます。ショッピングに来る観光客も多いので、ゆっくりと過ごせるカフェの需要もあります。