東京都江東区に属している豊洲は、深川地域内にあたるエリアです。もともとは主に工業地として発展していましたが、近年では再開発により中高層の共同住宅や大型商業施設が多くなっています。レジャースポットやグルメが充実しているだけでなく、居住地としても魅力があります。
再開発により魅力ある街に生まれ変わったエリア
豊洲は1923年の関東大震災における瓦礫処理で埋め立てられたエリアの一つです。豊洲のほかに有明や東雲などがこのエリアにあたります。この地名は、将来の発展を願って“豊かな土地になるように”という意味が込められ、1937年に名づけられました。
豊洲エリアはその後、1980年代まで工業地として使われ、20世紀前半までには、東京石川島造船所などの工場や新東京火力発電所などのさまざまな流通設備が立地されます。以降は、流通設備関係者向けの商店や社宅も増えていきました。
現在の豊洲は、大規模な再開発によって中高層のタワーマンションやオフィスビル、商業施設が数多く建設されています。
水上バスも利用可能!都心部へアクセスしやすい環境
豊洲駅には、東京メトロ有楽町線、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめの2線が通っています。
有楽町線の豊洲は1988年に開業、ゆりかもめの豊洲は2006年に乗換駅として延伸開業し、終着駅となりました。
有楽町線を利用すれば、池袋へは乗り換えなしで約30分です。乗り換えすれば、東京駅へは約20分、渋谷へは25分、新宿へは約30分でアクセスできます。
ゆりかもめを利用すれば乗り換えなしで国際展示場や新橋へ到着します。朝は通勤・通学のラッシュ、イベントがある日は国際展示場や東京ビッグサイト(東京国際展示場)の来場者で混雑しやすいのが難点です。
豊洲はバス路線も充実しており、都営バスと東京空港交通の路線バスが発着します。バスの本数が多いため、待ち時間は比較的少なく、時間を有効活用できます。
さらに、ららぽーと豊洲にある豊洲停留所から水上バスも利用できるのは、豊洲の交通面の魅力の一つといえるでしょう。
プチセレブなファミリーに人気!何をするにも便利な街
豊洲は立地の良さがメリットです。また、プチセレブなファミリー層に人気が出てきている地域でもあります。
再開発が進む豊洲。より住みやすく、より便利に
豊洲は再開発が進み、より住みやすい街へと変貌を遂げています。