集客や宣伝に使ってみようと思ったけれど「どうやって活用すればいいのか分からない」という人に向けて、使い方やちょっとしたテクニックをご紹介します。
今回のテーマは、インスタグラムのツールのひとつ「広告配信」です。
スマートフォンのインスタグラムアプリで、広告を配信する方法をご紹介します。
「広告配信」をするためには「プロアカウント」に移行する必要があります。
やり方が分からない、という人はまず「インスタグラム活用法②~プロアカウント編~」をご覧ください。
飲食店の宣伝もできる「インスタグラム広告」とは?
インスタグラム広告とは、インスタグラム上で配信される広告のことです。
インスタグラムの広告を使うとフォロワー以外のユーザーのフィードなどに、自分の投稿を宣伝できます。
目を引く写真を使って広告配信すれば、写真に惹かれたユーザーがフォローしてくれることもありますよ。
インスタグラム広告の大きな特徴
インスタグラム広告の特徴は、大きくわけて2つです。
- 月間アクティブユーザー数の多さ
- ユーザー層の幅広さ
日本におけるインスタグラムのユーザー数は月間3,300万人以上!
また、10代〜60代まで幅広い世代に使われているため、広告を配信するのに適したコンテンツであるといえます。
高精度なターゲット設定ができる
インスタグラムの広告はFacebook広告と同じプラットフォームを使用しているため、高精度なターゲティングが可能です。
地域や性別、年齢、趣味嗜好にあわせて細かく設定することで、効率よくファンを獲得することができます。
インスタグラム広告が掲載される場所
インスタグラムアプリで「広告配信」をする場合、3種類の場所に配置されます。
・フィード
自分がフォローしているアカウントの写真が流れてくる場所です。
・ストーリーズ
ストーリーの再生中に出てくる広告です。
・発見タブ
ユーザーの興味関心に合わせて内容が変わります。
また、10代〜60代まで幅広い世代に使われているため、広告を配信するのに適したコンテンツであるといえます。
高精度なターゲット設定ができる
インスタグラムの広告はFacebook広告と同じプラットフォームを使用しているため、高精度なターゲティングが可能です。
地域や性別、年齢、趣味嗜好にあわせて細かく設定することで、効率よくファンを獲得することができます。
インスタグラム広告が掲載される場所
インスタグラムアプリで「広告配信」をする場合、3種類の場所に配置されます。
・フィード
自分がフォローしているアカウントの写真が流れてくる場所です。
・ストーリーズ
ストーリーの再生中に出てくる広告です。
・発見タブ
ユーザーの興味関心に合わせて内容が変わります。
ユーザーにとって関連性が高いと思われるコンテンツが並ぶので、目に入りやすい場所です。
広告配信の方法と手順について
ここまでで、インスタグラムの広告を概要をお伝えしました。 それでは、早速「広告配信」の手順をご紹介します。
お手元にスマートフォンを用意し、一緒に設定してみましょう!
自分のプロフィールに飛び、「広告」と書かれたボタンをタップします
「宣伝」というページに遷移するので、「投稿を選択」から広告として宣伝したいものを選びます。
使用できるのは、「投稿」と「ストーリー」に過去投稿したコンテンツです。
今回は例として「焼き鳥」を使って説明していきます。
広告をタップした人をどこに遷移させるかを選択します。
選べるのは、プロフィール・ウェブサイト・ダイレクトメッセージの3種類。
飲食店であれば、プロフィールやウェブサイトを利用する場合が多いと思います。
ウェブサイトをチェックした場合は、リンクを入力しリンクボタンの文言を選択して完了をタップします。
リンクボタンの文言は「詳しくはこちら」「予約する」などアクションを連想させる言葉がおすすめです。
次は広告を配信するターゲットの設定です。
インスタグラムが広告配信する先を決めてくれる「自動」と、自分で設定する「カスタムオーディエンスを作成」から選べます。
ここが「よく分からない」「面倒くさい」という人は自動でもOKです。
今回は、広告配信するターゲットを自分で決める「カスタムオーディエンスを作成」の方法を説明します。
まずは、「地域」もしくは「ローカル」から、配信する地域を指定します。
「地域」では検索欄に地名を入れ、国や都道府県、市区町村など様々な範囲を追加して利用します。
「ローカル」では現在地や住所を入力し、その場所から半径〇kmの範囲を指定できます。
それぞれで指定した地域内にいる人に「広告配信」が行われるので、お店に来てくれそうな人がいる範囲を選択することが重要です。
【NG例】
・お店は「新宿」にあるが、広告配信範囲が「日本全国」。
→新宿も範囲内に入っていますが、北海道にいる人にも配信されてしまうので効率的な広告配信とはいえません。
「広告配信範囲」が決まったら、「広告配信」効率に大きく関わってくる「興味・関心」を設定します。
今回、例として広告配信に使用した画像は「焼き鳥」でしたね。
「焼き鳥」の画像を見て、興味を持ってくれそうな人はどんなものに「興味・関心」がある人なのかを想像してみましょう。
「焼き鳥が好きな人」「飲み会が好きな人」「居酒屋が好きな人」「グルメが好きな人」などなど………色々な単語が浮かびますね。
そのキーワードとなる単語を検索欄に入力し、検索してみると「焼き鳥」「居酒屋」などのグループが見つかります。
見つけたキーワードを選択すると、そのキーワードに対して興味がある人のみに「広告配信」が可能になります。
逆を言うと、焼き鳥が嫌いな人には配信されないので、効率的に「広告配信」ができるということが分かりますね。
「興味・関心」設定の次は、「年齢と性別」です。
インスタグラムでは13歳〜65歳までの人に広告配信ができるようになっています。
ここで重要なのが「年齢」です。「お酒」に関する広告など配信する広告の内容によっては、「20歳以上」にしなければならない場合があります。
写真にお酒が写っていなくても、「居酒屋」や「バー」といったお酒に関する業態や、投稿の文章に「カクテル」などの文言が入っている場合も「20歳以上」にする必要があるので注意してください。
「年齢と性別」の次は「予算と掲載期間」の設定です。
「1日あたりの広告費」と、「広告配信期間」を決めていきます。
予算は1日1ドル〜、期間は1日から設定できるので「試しに配信してみる」ということもできます。
ユーザーからの反応を見つつ、予算を追加したり期間を伸ばしたりして調整してみてください。
長い長い広告配信設定も終盤、「支払い方法」の設定です。
クレジットカードやPayPalなど、使用する支払い方法を選択・設定し「メインの支払い方法にする」をタップします。
最後に「広告の内容」や「リンク先」「予算」などに間違いがないかを確認し「広告を作成」をタップしたら、設定は完了!
広告配信のための審査が始まります。
広告審査について
インスタグラムはFacebookが提供しているサービスなので、Facebookの広告ポリシーに基づいて審査されます。
画像や画像内のテキスト量、リンク先などが、細かくチェックされるので注意しましょう。
Facebookの広告ポリシーについて詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
審査に落ちてしまったときは?
広告配信の審査に落ちてしまった場合は、投稿内容や画像に問題が無かったか確認しましょう。
審査で落とされる内容の一例をいくつか挙げます。
・画像内テキストが多すぎる
→広告画像のテキストについて | Facebook Businessヘルプセンター
・年齢制限のあるサービスを掲載している
→「お酒」についての広告は注意が必要です。20歳以上になっているかを確認しましょう。
・性的なイメージを連想させる画像
→行きすぎた露出がある画像は、使用しないようにしましょう。
インスタグラム広告を使って新たなファンを獲得しましょう!
インスタグラムのツールのひとつ「広告配信」を紹介しました。
スマートフォンのインスタグラムアプリから簡単に広告を配信できるので、方法を覚えておいて損はありませんよ。
広告を上手く使って、新たなファンを作っていきましょう!