
西口:川口総合文化センター リリアが目の前にある出口。歩行者用デッキが伸びていて、下にはバス・タクシーロータリーがあります。飲食店はあまり多くありませんが、大規模マンション群を中心とした住宅街があり近隣住民が行き交います。


- 川口駅には京浜東北線が乗り入れているため、山手線東側の主要駅「東京」「秋葉原」「新橋」「品川」まで乗り換えなしで行き来でき、隣駅の赤羽を利用すれば池袋や新宿といった副都心のエリアにも1本で向かうことができます。
- 住み良い住宅街としての地位を確立しつつある川口は、住宅ローン専門の金融機関「ARUHI」が発表した関東エリアの『本当に住みやすい街大賞2020』でグランプリを獲得しました。目抜き通りである商店街では再開発が進行中で、2023年には商業施設を含む地上29階の複合タワーマンションが完成予定となっており、今後の更なる発展が期待できる街として評価されています。
- 川口駅は西口と東口で大きく異なる特性を持っています。西口の大半は住宅街となっており、大きなマンションが複数建っていますが店舗はあまり出店していません。一方、東口は樹モールという愛称の「川口銀座商店街」を中心とし、飲食店や物販店、サービス店など地域に根付いた店舗が広がっています。そのほか川口キュポ・ラやかわぐちキャスティ、そごう川口店などの複合ショッピング施設も集まっています。駅舎から伸びる歩行者デッキはこれらの商業施設と直結しているため、駅東口は様々な目的地を持った方が昼夜問わず行き交います。
- 川口という地名はその名の通り、街が荒川の河口に臨んでいたことが由来とされています。古くから鋳物や植木の街として有名ですが、それらの産業の基礎が築かれていったのは、江戸時代、土地の開拓により陸運が強化され、都心との行き来がしやすくなったことが契機とされています。明治時代に入ると、鉄道の開通でさらに陸運がスムーズに行えるようになったほか、他国との戦争の影響で鋳物産業が一層活気づき、川口の発展に貢献しました。