～水天宮前～
安産祈願で有名な「水天宮」があり古き良き街並みが広がっている水天宮エリア。景観を楽しめる店構えの飲食店も多数営業しています。駅周辺はオフィスビルやタワーマンションがあり、特に平日は多くの人々が行き交いますので飲食需要のある立地です。
■水天宮前駅 街レポート
駅所在地：東京都中央区日本橋蛎殻町２丁目
路線/乗降客数：80,533人 東京メトロ半蔵門線
※1日平均の乗降客数：鉄道会社HPより
立地特性：ビジネス街、住宅街
改札口
出口１a,1b,2,3：空港へアクセスするバスターミナル「東京シティエアターミナル」に面する出口。箱崎ジャンクション直下にあり、頭上には高速道路が何本も折り重なるように架かっています。吉野家ホールディングスや日本IBMといった企業のオフィスに近いことも特徴です。
出口4：ロイヤルパークホテルに面した出口。階段とエレベーターが設置されているので車いすやベビーカーを押している方にも便利です。
出口5~8：水天宮前交差点近くに面する出口。交差点の角には「水天宮」、明治10年創業の老舗和菓子店「三原堂本店」、人形焼きで有名な「重盛永信堂」などがあり、観光客も利用する出口です。
エリア情報
水天宮通り：エリアの中心を走る通り。隅田川方向に進むと首都高速道路に、人形町駅方面に進むと人形町通りに繋がります。映画のロケ地にもなったロイヤルパークホテルはこの通りに面しています。
新大橋通り：浜離宮恩賜庭園付近から南行徳駅方面まで伸びる大通り。トルナーレ日本橋浜町がこの通りに面しています。水天宮前交差点から茅場町駅方面に向かうと、道が二又に分かれる蛎殻町交差点が見えてきますが、ここにはガソリンスタンドの「出光」と「ぺんてる」の本社ビルがあります。
- 人形町駅から程近い場所に位置する水天宮前駅。8番出口と人形町駅A2番出口の距離はわずか150M程で、両駅は乗り換え業務も行っています。また、車移動が多い方は「箱崎ジャンクション」の名前を聞いたことがあるかと思いますが、水天宮前駅はジャンクション直下にあります。
- 駅周辺はオフィス街が広がっています。1990年代～2000年代にかけてはDaiwaリバーゲートやトルナーレ日本橋浜町といった大型の高層複合ビルが建設されましたが、その他は中小企業が入居する10階建程度の中層ビルが多く立ち並びます。同じオフィス街でも、大型高層ビルが林立する西新宿や丸ノ内とは違う印象を受けます。オフィス街のイメージが強い水天宮ですが、徒歩圏内に人形町駅・浜町駅がある影響もあってか2000年ごろから賃貸・分譲のマンションの建設が進み、住宅街としての特徴も持ち始め、住居を探す方にとっても魅力的な街として認知されています。
- 水天宮前駅の所在地である「蛎殻町(かきがらちょう)」は、その昔、漁師の小網の干し場となっていて海産物の牡蛎の殻が堆積した浜があったようです。江戸時代には商業地として栄え、醤油・瀬戸物問屋の集まる街となりました。明治維新後は市街地化が進んでいきましたが現在もヤマサ醤油・ミツカンといった企業の支社オフィスがあり、歴史を感じさせる街並みが残っています。
- 「水天宮前通り」や「新大橋通り」に面する飲食店はあまり多くはありませんが、そこから一本裏に入った通りに人気店が多いようです。特に寿司・割烹料理・天ぷらといった業態が人気で、客単価1万円以上の設定価格で営業している店もあります。高級路線だけではなく1,000円以下で楽しめるランチのお店もあります。
