
南口:目の前には南口本通りアーケード街があり、中野五差路まで続いています。南口には中野マルイの他に、飲食店、小売店が営業しており、賑わいを見せていますが、北口の中野サンモール商店街よりも生活的要素が強いことが特徴です。バスターミナルやタクシー乗り場があるため、中野駅を起点として移動する方が利用する出口でもあります。

- 中野駅はJR中央線快速と中央・総武線各駅停車、東京メトロ東西線の計3路線が利用可能です。新宿駅まで快速で約5分とアクセスが良く、秋葉原・東京・千葉方面にも乗り換えなしで行くことができます。
- アキバに次ぐ「オタクの聖地」「サブカルの街」という印象が一般に浸透している中野ですが、3つの大学のある学生街、大手企業の事務所や高層オフィスビルの建つビジネス街、中野レンガ坂商店会や中野ふれあいロードなどの飲食店街があり、様々な顔を併せ持つ街です。観光地としてクローズアップされることも多いので、平日土日ともに人通りが多くなっていますが、駅から少し離れると住宅街が広がり、地元住民の方が中野マルイやイトーヨーカドーに買い物に訪れる様子も見受けられます。
- 中野という地名は「武蔵野の中央」に位置していることが由来と言われています。1960年代に東京メトロ東西線が開通、中野ブロードウェイの開業、1970年代には中野サンプラザが竣工するなど次第に駅前のシンボルが完成していきました。特に中野ブロードウェイは開業当時「東洋一のショッピングセンター」と呼ばれ、約400店舗が軒を連ねていたこともありました。
- 2001年まで警察学校等で使用されていた土地を、同施設の移転に伴って中野区・民間企業が取得、開発が進められました。2011年には地区一帯の愛称が「中野四季の都市」と決まり、順次オフィス・大学キャンパス・公園などが完成していきました。現在では、様々な目的で人々が行き交う北口のシンボルの1つとして機能しています。