
西口:バスロータリーが目の前にある出口。JR線と東京メトロ日比谷線との乗り換えに便利です。恵比寿銀座や駒沢通りへ向かいやすいため、多くの方が利用する出口です。

- 恵比寿エリアは代官山や広尾と隣り合っているという立地から、「オシャレな街」としてメディアに取り上げられることもしばしばです。ムーディな雰囲気のある飲食店が多数出店しているため、土日祝日には記念日やデートで恵比寿まで食事をしに来る方も多いようです。また、企業本社やオフィスビルが多いので平日のランチ・ディナー需要も高くなっています。曜日や時間帯が関係なく集客が見込める人気のエリアです。
- 現在ではオフィスビルや飲食ビルが建ち並ぶ恵比寿駅周辺も、江戸時代には田園景色に大名の下屋敷が点在している農村でした。その頃、一帯はまだ「恵比寿」という名前はなく、「下渋谷村」や「三田村」と呼ばれていたと言われています。明治維新後の1880~90年代に日本麦酒醸造会社(現:サッポロビール)がビール工場を建設、「ゑびすビール」が発売され、ビール出荷専用の貨物駅が開設されました。1906年には旅客用鉄道線の恵比寿駅が開通され、その名が広く知れ渡るようになりました。鉄道の開通から徐々に人の往来が増え、立地的な交通利便性の高さも相まって「働く場所」へと変化していきました。
- 1980年代に入ると、周辺の都市化や工場の郊外地化の影響を受け、サッポロビールの工場が閉鎖されました。その跡地に建設されたのが恵比寿ガーデンプレイスです。オフィスビル・ショッピングフロア・サッポロビール博物館など様々な機能を持ち合わせています。駅から「動く歩道」である「恵比寿スカイウォーク」を通ってたくさんの方が訪れます。また、2005年にTBS系列で放送されたドラマ「花より男子」のロケ地として、現在でも、聖地巡礼に訪れるファンの方も多いようです。
- 飲食店出店に人気の立地のため、商圏は東西に大きく広がっています。特に恵比寿神社周辺(恵比寿西1丁目)やSUBARU本社周辺に集中していますが、駅から離れたところにも名店・人気店が営業しており、飲食需要の高い街となっています。